2022.06.20
季刊誌Lifan
ふれあいフェスティバル
ふれあいフェスティバル
2021年11月ライファン編集室宛に1通のFAXが届きました。「マンションの有志で下記催しを企画しております。コロナ禍、変化の大きい生活を少しでも活性化できればと思っています。当マンションの住民は、お年寄りが多くなっており、こもりきりの部屋から出て、人と話をする場や、住民同士の交流を図れればいいなと思っております。」
早速、発起人の方へ連絡しお話しを伺うと、11/24~28までの5日間「ふれあいフェスティバル」を開催し、1階エントランスに様々な作品を展示されるとのことで、取材に行って参りました!!
エントランスには、たくさんの作品が溢れるフェスティバルに。
展示期間中は、普段お話しをしたこともない人との交流も多くみられ、作品をみてチャレンジしてみたいなと感じた方や、子供たちの元気な挨拶、自身の作品を見てもらい喜びを感じてくれた方もいらっしゃいました。はじめは3点しか集まらなかったのが、「私も展示されてもらってもいいでしょうか。」子供たちも「家にある絵を飾りたい!」と、冷蔵庫に貼ってあった絵が作品として、住民の3分の1以上(4歳~99歳)の方が作品を提供してくださり、エントランスに作品が溢れるフェスティバルとなりました。
展示作品は、本格的な木彫作品から絵画や刺繍、お子様が作成された個性あふれる作品など、バラエティに富んだラインナップとなりました。同じマンションに住む方の普段知らない面を垣間見る事もでき、見に来た方も非常に楽しめる内容となりました。
マンションコミュニティの活性化は未来を見据えた組合運営の基礎
マンション管理は管理会社に任せてしまいがちですが、高齢者も多くなってきた中で、住民交流があることにより、安心感や防犯、マンション内の自治機能強化にも繋がります。こういったイベントをきっかけにマンション内の絆を深める機会として企画してみてはいかがでしょうか。