2023.03.20
季刊誌Lifan
介護施設の種類、何がどう違うの?
介護施設の種類、何がどう違うの?
超高齢化社会に突入した日本。先号より引き続き、高齢者の介護施設について解説をいたします。誰しもいつかは高齢になり、こういった施設に頼る可能性があります。その際に「どこでもいいから空いてる施設に」よりは「自身に合った施設を選びたい」と思われませんか。その為には、どの施設がどういったサービスを提供できるのか知っておく必要があります。今回は施設の種類と利用できる介護の度合いなど知っておきましょう。
介護が必要なのか支援が必要なのか
介護サービスを受けるためには、自身がどの程度の状態なのかを判定してもらう必要があります。
この要介護認定には要介護・要支援の 2 種類の認定があります。どちらとも介護がどれくらい必要かを表す指標となっています。認定のためには □身体機能 □生活機能 □認知機能 □精神・行動障害 □社会生活への適応 ご自宅または入院等で、上記の5項目をチェックし、介護の度合いを判断します。それぞれの違いとしては次のような点が挙げられます。
要支援状態と要介護状態
【要介護状態】
要介護状態の前段階の状態(分類は要支援1~2)
要支援状態は基本的には1人で生活可能だが、部分的な介護を必要とする状態です。例えば、日常動作の介助や現在の状態悪化の防止のための手段的日常動作について支援を要するが、歩く、扉を開けるなどの基本動作をほぼ自分で行えるという場合にはこの要支援状態に当たります。要支援状態は主に、要介護状態の前段階の状態だと言えます。要支援状態の際に利用できるのは介護予防サービスです。介護予防サービスには、「要介護状態になるのを予防する」、「状況の悪化を防ぐ」などの目的があります。
利用できるサービス
自宅で
●介護予防訪問入浴介護
●介護予防訪問リハビリテーション
●介護予防居宅療養管理指導
●介護予防訪問看護
施設に通って
●介護予防通所リハビリテーション(デイケア)
短期間施設に泊まって
●介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)
●介護予防短期入所療養介護(医療型ショートステイ)
地域密着型介護予防サービス
地域密着型サービスは、介護が必要になった状態でも、できる限り住み慣れた地域で生活を続けられるよう支援するサービスのことです。
●介護予防小規模多機能型居宅介護
●介護予防認知症対応型通所介護(デイサービス)
●介護予防認知症対応型共同生活介護(グループホーム)など
【要介護状態】
1人では生活できないレベルの介護状態(分類は要介護1~5)
要介護状態は、運動機能だけではなく思考力や理解力が低下し、基本動作を自分で行うことができず、支援や介護を要する状態を指します。要支援状態と異なり1人では生活できないレベルの介護状態です。要介護状態の際に利用できるのは介護サービスです。介護サービスでは日常を送るために必要な介護や介助を提供してくれます。
利用できるサービス
上記要支援サービスに加え介護度合いなどに合わせた施設の利用が可能です。
●特定施設入居者生活介護
●小規模多機能型居宅介護
●認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
●特別養護老人ホーム
●老人保健施設 などが利用できます。
また任意ですが民間で下記の様なサービスもあります。
●サービス付き高齢者向け住宅
●介護付有料老人ホーム
●住宅型有料老人ホーム
介護施設の種類
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株式会社ネオスタイル
神戸老人ホーム紹介センター
TEL:0120-105-515
HP:https://kobe-roujinhome.jp