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2020.04.11

長期修繕計画

雑排⽔管の洗浄と消防設備点検

年1回の雑排水管の洗浄を!

「雑排水管洗浄」とは?

「雑排水管洗浄」は建物の生活雑排水管を高圧洗浄にて掃除する作業のことです。台所・洗面台・洗濯パン・浴室、これらの排水管は、「雑排水管」と呼ばれ、年1回は洗浄が必要です。これらの排水管には配管内の汚れや髪の毛など、様々な凝固物が付着していき、徐々に悪臭や詰まりの原因となっていきます。このような汚れを取り除くことで排水詰まりや、悪臭を防ぎます。マンションの排水管洗浄では排水管高圧洗浄機を使って水圧で洗浄していきます。排水管洗浄では決められた日に各戸順番に作業スタッフがお伺いするので、都合が悪いから後日にして欲しいとご要望をいただいてもお受けすることができません。いつも不在がちな人にとっては厳しいとは思いますが、これから長く快適に住み続けるためにも事前通知のチラシを参考に、スケジュール調整頂き、実施していただくようお願いいたします。

■作業時間
大体10分~15分程度

■洗浄の目安
新しいマンションなら2年に1回、築10年以上のマンションなら毎年実施されることが多い

 

 

1.専有部清掃

専有部とは、居住者様が実際にお住まいになっている住宅です。雑排水管に耐水ホースを挿入し高圧洗浄にて配管内を掃除します。

 

 

2.共用部清掃

共用部とは、全住戸で「共用」している排水管です。別名外部会所とも呼びます。マンホール会所や系統ごとに共有している竪管が共用部に該当します。洗浄は専有部より更に高い水圧で実施します。

 

 

マンションなどの集合住宅と戸建住宅との典型的な違いは、エネルギー源(電気・ガス・水)は全て住民同士で共有していることです。生活雑排水においては、系統割り(例1号室系統)で共有しております。数十軒で1本の排水管を使用していると、配管には汚れが蓄積され閉塞を起こし「排水詰まり」が発生。最悪の場合、階下に漏水して膨大な費用で修繕するケースも少なくはありません。

 

 

 

年2回の消防設備点検を!

どんなところを見るの?

消防用設備点検とは、6カ月ごとに行う機器点検と年1回行う総合点検があり、合計で年2回行われます。もしもの火災に備えて『消防法』という法律では年に2回点検を行うことが定められています。各部屋の天井に設置されている感知器・報知機の作動確認、ベランダに避難ハシゴがある場合はハシゴの動作確認をします。機器点検では、設備の配置や損傷の有無を外観からチェックしたり、簡易な操作で判断できる事項を確認します。一方、総合点検は、設備を実際に作動させたりして異常がないか確認するものです。点検が必要な消防設備は、消火器や屋内消火栓、非常ベル、自動火災報知設備、スプリンクラー、誘導灯などです。

1.自動火災報知設備

自動火災報知設備は、居室内の天井に感知器、管理人室などに受信機が設置されており、感知器が煙や熱を感知すると、管理人室で異常箇所が表示されると共に、館内に警報が鳴る仕組みです。点検の流れとしては、熱源が入っている装置を天井の報知機に押し当て、火災報知機を発報させます。このとき、管理人室には別の作業員が待機しており、感知器が正常に作動するか、受信機が問題なく受信できるか、警報が正常に鳴るかどうかをチェックします。

2.消火器

共用部の廊下などに設置されている、マンションの消防設備として設置されたものが点検対象で、個人的に購入した住宅用消火器(小型消火器)は対象になりません。

3.避難器具

ベランダなどに避難はしごがある場合は、これも点検対象となります。
〈主な点検内容〉
□避難器具ハッチを操作する際に周辺に支障が有る物は無いか?
□はしごを降下させる空間や降下位置に障害となる物が無いか?
□はしごの巻上げ・降下の機能に異常は無いか?
□ハッチの上蓋、下蓋、本体などに著しい錆や腐食は無いか?
□ハッチの標識、使用方法の表示に問題無いか?

 

 

点検は絶対に受けなきゃいけないの?

法律などで点検を受けなかったから罰せられるということはありませんが、入室点検を受けなかったことで、感知器等の不備・故障に気付かず、火災になったときに作動しなかったり、故障していたことでマンションへの被害が大きくなってしまった場合は、居住者の方の責任が問われる場合あります。室内の立ち入り点検の時間は、およそ5~10分程度となっておりますので、消防設備点検の日は是非ともご在宅のご協力をお願いいたします。

悪質な訪問販売にご注意を!

消防用設備点検を装った悪質な訪問販売も横行して問題になっています。「消防署の方から来た」などと言って家庭を訪問し、「消火器の使用期限が過ぎている」といった文言で消火器を売りつける手口です。とくに1人暮らしのお年寄りが狙われることが多いようです。消防用設備点検は、資格を持つ業者が管理組合の依頼を受けて行うもので、消防署の職員が頼んでもいないのに直接点検に来ることなど、絶対にあり得ません。怪しいと思ったら身分証明書の提示を求めるとともに、脅迫的な言動などがあれば、すぐに警察に通報しましょう。