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2020.01.23

新着情報

お部屋のお手入れでカビを排除!

お部屋のお手入れでカビをしっかり排除しましょう!

 

大掃除は、新年の安泰と五穀豊穣を祈り、神様をお迎えするために家中のすすを払って清める「煤払い(すすはらい)」という年中行事から由来したもので、昔は新年を迎える準備の一つとしてなくてはならないものだったそうです。近年マンションでのお部屋は気密性が高く、暖まった空気が逃げ難い快適なお部屋になっていますが、その反面換気が行き届かず、結露が起き、結果カビ等の発生が問題となっています。素晴らしい新年を迎えるためにも大掃除の際にお部屋に発生するカビを抑える工夫をしてみませんか?お部屋に発生するカビは、見た目にも不衛生で、木材の腐食など悪影響もありますのでご注意下さい。

 

結露対策に必要なこと

■換気扇を常に回すことが重要なポイント!

マンションは、戸建て住宅と比べて、自然換気がしにくい造りになっています。これを補うには換気扇を回すしかありません。就寝中以外は、浴室か台所の換気扇を常に回しておくことが、結露を防ぐ一つの方法です。お湯を沸かす、煮炊きをする以外にも湿気を発生させるものは色々あります。

注:現在では24時間換気は新築時に設けなければなりませんが、平成12年以前の古いマンションでは24時間換気が設けられていない場合がほとんどですから、入居者自身が換気扇などを回す必要があります。

■冬の石油・ガスストーブと加湿器は大敵。

石油やガスストーブは、安価ですぐ暖かくなる便利なものですが、ガスを燃焼させているときに大量の水蒸気を発生させています。加湿器もその名の通り、室内に水蒸気を送っています。ストーブで暖められた空気は、室温の上昇をもたらし、その結果空気中に含むことが出来る水分の量が多くなります。しかし一旦ストーブを止め就寝し、その部屋の温度が下がっていくと、今まで高かった室温の空気中に含まれていた水蒸気が、室温低下とともに含みきれなくなり、水滴などの現象で表面化していきます。いわゆる表面結露の発生です。寝ていたり、部屋を使わないとその発生も気付かないため、その繰り返しがカビの発生となって現れてきます。これらは、ストーブを使っているとき、止めてからしばらくの間換気扇を回すことによって相当防ぐことが出来ます。しかし北向きの部屋の場合、ほとんどのマンションに換気扇はついていません。その場合は、電気式暖房に変える、あるいは窓用換気扇を付けるなどしか解決方法はありません。また、LDKなどの場合も換気を常に行う、ストーブを消してもしばらく換気をしておくことが重要です。

 

 

■カビを発生させにくくする対策!

バスルーム

水廻りの中で、特に湿気がこもりやすいのが浴室。マンションでは窓がないことも多く、換気扇だけでの換気では間に合わないこともしばしば。換気以外で、カビを発生させない工夫として、お風呂上りに冷水シャワーで浴室の石鹸カスを洗い流すのが効果的です。石鹸カスはカビの大好物なので残っているとカビの繁殖の手助けになってしまうからです。全体を冷水シャワーすることで、浴室内の温度を下げる効果も見込めます。また、最後にタオルなどで浴槽や洗い場の水分を拭いておくことで、さらに効果が上がります。毎日のことで大変ですが、ここまで行えば浴室のカビ対策は完璧です。

 

クローゼット・押し入れ

押入れにしまっていた布団や洋服がカビてしまった…という経験がある方も多いと思います。押入れは、来客がない時は襖を開けっぱなしにして、空気の滞留を防ぎます。部屋の北側に設置されていることが多く、狭い空間のため、湿気が溜まりやすい場所です。その結果、カビが発生しやすくなるのです。対策としては、押入れの棚板の上に直接モノを置かないことです。すのこを敷いてからモノを乗せるようにしましょう。すのこの下に墨袋を敷き詰めるのも効果的です。墨袋は、本来一戸建ての床下に敷き詰め、調湿を目的とする商品です。ホームセンター等でも手軽に買うことができます。

 

■まとめ

カビと結露についていくつかご紹介しましたが、1にも2にも、まず「換気」です。弊社でも「カビと結露をなんとかしたい!」というお問い合わせをよく頂戴しますが、リフォーム等、お金をかけて対策をすること以前に、「換気」と「除湿」のアドバイスをします。正直なところ、カビや結露が発生しやすい場所は根絶することはできません。リフォームや工事でできることも限られています。ですので、しつこくお伝えしますが、24時間常時換気を心掛ける、これが基本的に行わなければいけないことです。その上で、第2段階目としてリフォーム等で手を掛けることをおススメします。