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2022.09.30

賃貸

マンションVS賃貸~よくある論争に勝手に意見を述べます~

 

マンションVS賃貸~よくある論争に勝手に意見を述べます~

 

 

 

~マンション購入のメリット・デメリット~

メリット1.自分の資産として活用できる

購入したマンションは、自分の資産になります。ローン完済後に住まいとして不要になれば、売却して現金化も可能です。立地や条件が合えば、賃貸物件にして収益化も考えられます。またご自身の資産なので、子供に相続することもできます。

 

メリット2.好みの内装や設備にリフォームできる

分譲マンションは、比較的自由に内装や設備のリフォームができます。自分好みの住まいづくりを追求したり、ライフスタイルの変化に合わせて間取りを変更したりと、マイホームとしての楽しみが増えることもメリットです。

 

メリット3.セキュリティや設備のグレードが高い

分譲マンションのセキュリティや設備は、賃貸マンションに比べてグレードが高いものが採用されているケースが多く見られます。これは分譲マンションが、長い期間住むことを想定しているからです。また新築マンションでは、設備の仕様や間取りをセミオーダーできるタイプもあります。高級感や高い機能性を備えた住まいは、居住者の満足度を高めてくれるでしょう。

 

メリット4.住宅ローン完済で住居費の負担が軽くなる

マンションを購入する場合、多くの人が住宅ローンを利用します。数十年という期間はかかりますが、ローン完済後は住居費の負担が軽くなり、老後の住まいに対する不安も少なくなります。

 

メリット5.団体信用生命保険に加入できる

団体信用生命保険とは、住宅ローン契約者用の生命保険です。住宅ローン契約者に万が一のことがあった場合、保険金でローンの残債を支払うことが可能になります。そのため残された家族の住宅ローン債務を免除し、マンションという資産を残すことができるのです。多くの人がマンション購入をする際、住宅ローンを利用していることから、団体信用生命保険もマンション購入のメリットといえるでしょう。

 

メリットのまとめ

分譲マンションを購入した場合、「資産」としての価値が大きなメリットになります。リフォームの自由度も高く、セキュリティや設備もハイグレードな物件が多く、住まいに対する満足度も高まるでしょう。

 

デメリット1.転居が難しくなる

マンションを購入した場合、転居の際にはマンションを売却したり、賃貸物件にしたりする必要があります。空き家として残しておく選択肢もありますが、その場合でも適切な管理が必要です。そのため賃貸住宅のように気軽に転居を考えるのは難しくなるでしょう。住宅ローンの返済が終わっていない場合は、さらにハードルが上がります。ローンが残っているマンションを売却するためには、ローン残債を一括返済する必要があります。ローン残債よりも売却代金が高い場合は問題ありませんが、売却代金で返済しきれないときは、預貯金で補わなければなりません。ただし転勤などやむを得ない事情がある場合は、金融機関との相談のうえ売却が可能になるケースもあります。

 

デメリット2.住宅ローンが負担になる可能性がある

住宅ローンの月々の支払額が、賃貸マンションの家賃と大きく変わらなかったとしても「この先何十年も払い続ける」という精神的プレッシャーを感じることもあるでしょう。転職や職場環境の変化で、収入が低下する可能性もあります。「万が一住宅ローンの返済が難しくなったら……」と不安を抱える人も少なくありません。ただし住宅ローンに関する不安は、事前に綿密な返済計画を立てることで解消できるでしょう。どうしても返済が苦しくなったときは、金融機関に返済条件変更の相談ができます。

 

デメリット3.維持費や修繕費、税金の支払いが発生する

マンションを購入した場合、住宅ローンの返済に加えて、マンションの管理費や修繕積立金の支払いが毎月発生します。国土交通省「平成30年度マンション総合調査結果」によると、管理費の平均は15,956円、修繕積立金の平均は12,268円です。毎月住宅ローンの返済に加えて、20,000~30,000円前後の支払いが必要です。またマンションを所有している間は、固定資産税や都市計画税も課税されます。維持費や税金の支払いは、住宅ローン完済後も続きます。そのためマンション購入の資金計画を立てる際は、維持費や税金の金額も把握しましょう。さらに老後もこれらの支払いを続けるために、収入源や預貯金の確保も大切です。

 

デメリットのまとめ

「資産」としての価値や住まいへの満足度の面でメリットの多いマンション購入ですが、デメリットもあります。購入を検討する際には、上記の点に注意しましょう。

 

~賃貸のメリット・デメリット~

メリット1.転居しやすい

賃貸マンションは退去の1か月前までに退去通知を出せば、引越しが可能です。(物件によっては1か月以上前の期日を設定している場合もあります)転勤や転職、結婚、出産などのライフイベントに合わせ、気軽に転居したい人には賃貸マンションのほうが向いているでしょう。

 

メリット2.維持費や修繕費の負担が少ない

賃貸マンションの経年劣化や設備故障は、マンションオーナーに修繕の義務があります。
【民法第606条第1項】「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りではない。」そのため分譲マンションのように、修繕積立金などを支払う必要はありません。ただし居住者の過失による故障や破損の場合は、修繕費を請求されるケースもあります。また賃貸マンションは自分の資産ではないため、固定資産税や都市計画税の課税もありません。

 

メリット3.経済事情に合わせて住居費を調整できる

収入が低下するなど経済事情が変化した場合でも、賃貸マンションなら家賃の安い物件に引越すことができます。住宅ローンという大きな借入もないため、金銭的な精神負担も軽いでしょう。

 

メリットのまとめ

賃貸マンションのメリットは、「転居」のしやすさと「経済事情」に合わせた住まいの選択ができることです。

 

デメリット1.家賃を払い続けてもマンションは資産にならない

家賃とは「マンションの賃借・使用」に対して支払う対価です。そのため仮に何十年と住み続けて、住宅ローンの返済と同程度の家賃を払ったとしても、マンションは自分の資産にはなりません。自分の資産ではないため、子供に相続することもできません。また借主に万が一のことがあり家賃が払えなくなった場合、残された家族は退去せざるを得ません。

 

デメリット2.自由なリフォームができない

多くの賃貸マンションが、内装や設備のリフォームを禁止しています。賃貸マンションはオーナーの所有する資産であるため、それを借りている居住者には自由に改修する権利はありません。勝手にリフォームをすると、退去の際に原状回復費用を請求されることもあります。場合によっては契約違反となり、退去させられる可能性もあるので注意しましょう。何らかの事情でリフォームの必要性がある場合は、事前にマンションオーナーに相談し、改修内容や原状回復の責任など、細かな取り決めをする必要があります。ただし近年は、リフォームやDIYを自由にできることを売りにした賃貸マンションもあります。

 

デメリット3.セキュリティや設備のグレードが低い場合がある

賃貸マンションは居住者の入れ替わりに伴い、室内のリフォームや設備の入れ替えを行う場合があります。また設備費用を抑えて家賃を下げて、入居者ニーズに合わせる施策を取っているケースも少なくありません。
そのため分譲マンションに比べて、セキュリティや設備のグレードが低い物件が一般的です。分譲マンションのような高級感と機能を備えた賃貸マンションもありますが、相場よりも高い家賃が設定されています。

 

デメリットのまとめ

転居しやすく、金銭的な負担も調整できる賃貸マンションですが、いくら家賃を払い続けても自分の資産にならないというデメリットもあります。

 

 

~不動産はどんな人でも「不慣れ」な買い物~

不動産はどんな人でも「不慣れ」な買い物。不動産に関する話は日常の会話でも耳にしたり、当事者として知人と会話されることもあるかと思います。多くの一般的な社会で働かれる方であれば、職場の同僚や先輩、後輩等が結婚や出産を機にマイホームを購入する考えを持っていたり、賃貸物件で「今より広いところに引っ越しをしよう」なんて話は、恐らく多くの方が経験をされているでしょう。その当事者になられた方もやはり多いかと思います。多くの社会人の方が最初に不動産に携わる機会。それは就職や入学等に伴い実家を出て「一人暮らし」をする時ではないかと思います。街の不動産屋さんに行き、知識も何も持たないまま言われるがままに「ここがいいですよ!」なんて営業マンに言われて、「ハイ!ここにします!」といざ住んでみたら、隣の人が怖かったりうるさかったり、実際に最寄駅から歩いてみると10分以内と聞いていたのに、「15分もかかるじゃないか!!」なんて経験をされた方も少なくはないでしょう。そんな経験の中から「次は失敗しないぞ」と不動産屋探しも慎重になり、物件の内覧(内見)をする際にも、「どこか悪いところはないか」といつも以上に使い慣れない神経を研ぎ澄まされた経験をされた方も多いはずです。そうして「賃貸物件」という不動産に携わることで、苦楽ある思い出や「住居」について初めて「自分事」になられた方は決して少なくないでしょう。「購入」となれば余程の金銭的余裕や投機的な購入からの転売却、売却を余儀なくされる方でもない限り、ほぼ全ての方が人生で「最初で最後」の経験になるかと思います。賃貸物件での転居も転勤族でもない限りは多くても2~3回程度というデータがあります。それほど、不動産に関わる機会は人生の中で少なく、その中でご自身にとっての「最適」を見つけていかなければなりません。

 

~幸せの「価値観」は人によって違うということ~

「最適」を少しでも理想に近づけていくための手段として不動産業者がいますが、よく「賃貸で住み続けるべきか」、「購入して住み続けるべきか」という論争が巻き起こります。この論争、答えは誰にもわかりません。例えば購入した物件に住んでいたとして、そこで子育てをしたり家族が構成されるはずですが、仮に離婚してしまったとすればどうでしょうか??マイホーム購入は人生の一大イベントのはずです。なのに離婚が原因で売却となると、その大切なマイホームは誰かの手に渡り、詰まった思い出も悪い思い出になることは想像に難しくありません。そして「一生モノの買い物」でもあるため、場合によっては大きな「負債」になり得るのです。また、その家で育った子供はどうでしょうか???生家に良い思い出などあるはずもないでしょう。このように、購入は誰しもが不慣れな出来事でありながら、一つの歯車が狂うと誰も幸せの価値観は見出せません。賃貸物件であったとしても同様ですが、よく賃貸物件はどれだけ住んでも「資産」にならないという意見が前述のようにこの手の論争では購入意見に劣るカテゴリーとして議題に上がります。しかし視点を変えれば、上述の離婚のようなケースでも、売却時のような「負債」を抱えるリスクはほぼありませんし、傷口は浅くて済むという考え方もできます。結局は賃貸物件であったとしても、物件を購入したとしても、そこに住む人や家族がどのようにその不動産という「資産」の中で、「幸福度」という付加価値を彩るかで、どちらが良かったのかの答えを作り出していくしかないのではないでしょうか。そこに住む人によってその不動産の「価値」は大きく変わるのです。まさに「十人十色」だと感じます。もちろん「資産」である以上、損得の勘定は切っても切れない関係でもあるため、上述のメリット・デメリットは更なる深堀が必要でしょう。情報収集をすることでリスクを軽減することも可能です。日本ネットワークサービスでは、昨今の情勢や人々の働き方等、大きく変わりつつある世の中の流れの中で「ライフプランニング」という人生設計を基に、マンションの購入や賃貸を始めとした「不動産」を考えられる方々へ、文字通り「最適」をご一緒に考え、上述のような考え方も取り入れながらお手伝いをさせていただきたいと考えています。