2019.07.22
不動産売却
お部屋の売却時の流れ
転勤や家族構成の変更など、家を売りたいと思われるケースもあります。
必要な手順としては、
①査定依頼
・売却理由
・間取り変更等リフォーム、リノベーションの有無
・ローンの有無 残債はいくらぐらいあるか
・室内状況(居住中・空室・家具のみ残っている等)
・内覧の可否
についてお聞きします。
②売却の意思確認
「共有名義」になっている場合は、必ず共有者全員の同意がなければ売却できません。
媒介契約書締結
・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約
以上3種類の契約がありますので、どの契約を締結するかは売主に決定権があります。一般的には、専任媒介契約が多く選ばれています。
受託する側は、レインズ登録義務や売主への状況報告義務があります。もちろん売主自身が自分で買主を探すことも可能です。
③販売価格を決める
・相場価格をご提示しますので、「希望価格」「最低価格」を決めてください。
④内覧対応のための片付け&清掃
募集開始後は、内覧希望の問い合わせが入ります。室内の片付けやクリーニングなどの準備が必要になります。
売買契約締結に向けて、必要書類を準備してください。
【必要書類】
身分証明書
実印と印鑑証明書(共有名義の場合は共有者全員分)
登記済権利証もしくは登記識別情報
この他に住民票などが必要になる場合があります。
⑤買付証明書(購入申込書)が届いたら
買付証明書には「購入希望価格」「引き渡し希望日」「支払方法」「その他の希望条件」などが記載されます。条件面などを検討して買主を決めます。
⑦売買契約の締結
売買契約締結から決済、引き渡しまでほぼ1カ月程度かかります。居住中の場合はこの間に引越しの準備をします。残金の決済と登記手続き、売却代金の決済、諸費用の支払い、固定資産税・管理費・修繕積立金等の精算・鍵の引き渡しをします。